my hair is badの真赤裁判
久しぶりの更新ですわ。どうも。
ここ最近は忙しくてなかなか時間が取れなかったんですが、久しぶりに書きます。
my hair is badの真赤って曲がちょっと前に流行ってましたけど、
恋愛ソング(特に男が書く失恋ソング)ってものに拒否反応示しちゃう系男子である僕は、意地でも聞かないようにしてたんです。
真赤のピークである、一番最初のキラーフレーズ「ブラジャーのホックを外すときだけ心の中までわかった気がした」の「ブ」で「あああああああ!!」って言ってたんですよ。もっというと歌い始めに息吸ってからの「b」で「あああああ!!」状態だったんですけども。
まあそんなこと言っても「真赤」は売れに売れたわけで、聞いた話によると、マイヘアのボーカル椎木さんの汗が大人気なようですね。ライブで汗飛んできたらキャーキャー言ってるみたいな話を聞きました。ほんとのところは知りませんが、もしそうなら、日本は平和であると同時に、世紀末な気がしてきます。ええ。大丈夫でしょうか。
My Hair is Bad - 真赤 (Official Music Video)
でね。聞かんようにしてたとは言ってもいやでも耳に入ってくるわけですよ。
だから、どんなもんなんやと聞いてみたわけです。
「…ほお、いいメロディやんけ」
いうてやられちゃったよね。やられちゃったよねー!!
何様だよって感じですけど。
ファーストインプレッションは、「ああいい感じやな〜」って思ったわけですよ。
最初はね。
でも歌詞に注目してみたら、「ん?あ?は?」です。
金属バッドのツッコミ並みにはてな並べまくって、一番終わりに「うりゃあ あーした!」いうて停止ボタンポチっですわ。
ということで!!
my hair is badの『真赤』歌詞考察をしていきたいと思いまーーす!!
よろしくお願いしまーす!!
まず、一番から見て行きましょうよ。皆さん。落ち着いて見て行きましょう。
今日は、裁判ということで、裁判官と検察官にきていただいてますので、その方々の意見聞いて行きましょう。
ブラジャーのホックを外すときだけ
心の中までわかった気がした
携帯なんて出なくていい
いつの間にか時間が止まればいい
翌朝、君は先に出て行った
僕に、と、鍵残して
検察官:
まず、一番最初の歌詞。
「ブラジャーのホックを外すときだけ 心の中までわかった気がした」
こちらをご覧ください。
ブラジャーのホック外すとき「だけ」心の中までわかった?
だけ?逆にホック外すとき「だけしか」心の中わかんなかったんですか?
確かにね。他人の心の中は見えませんけども、どうなのよこれ。
弁護士:
異議あり。
これは、別れる寸前のカップルの歌でしょう。
行為に及ぼうとしてブラジャーのホック外した瞬間に、彼女に気がないことがわかったんじゃないですか?
検察官:
いやそれにしても、そのときだけですか?
遊園地行った時は?一緒にゲームしてる時は?わかってほしいでしょう。
しかも、「わかった」んじゃない。わかった「気がした」んです。
次、サビみてください。
春、恋に落ちて
耳をすまして
君を探して
僕は誰かを
ついに失って
それでもいいって
君を待とうって決めてた
夏の匂いがした
こちら曲の中でも一番盛り上がる部分ですよ。でも、ここでもまだ違和感はある。
みてください。
こちら要約すると、「春、恋に落ちて、別れて、夏の匂いがした。」
はっや!
別れるのはっや!
富士急にデートでも行ったんでしょうか!一瞬で過ぎ去っている!
実際どのくらいの時期だったのか考えてみますと、
春だから、4月くらいでしょうかね。
4月に恋に落ちまして、で別れ、夏、相手を待とうと決めた。
もっと言えば、夏の匂いがした時期。
6月くらいですかね。
4月に恋に落ちて、耳をすまして、君を探して、ついに失って、それでもいい、君を待とうと決めた。6月に。
怒涛の2ヶ月!!
これ、1ヶ月くらいしか付き合ってないでしょ、実際。
弁護士:
待ってください!
一年経ってるっていう計算もできますよね?
検察官:
一年付き合って、ブラジャーのホック外すときだけしか心の中までわかった気がしないのやばいです。
ちなみに被告人は、「犬みたい」と言われています。
加えて、鍵を残して先に出て行ったことから、相手の家にいたようです。
彼女の家で、セックスして、翌朝彼女の方が先に出て行く。
ほんまに犬やないか。
ここまでみてきましたが、裁判長、判決を。
裁判長:
ん〜…有罪!
いい歌なのは間違い無いんですが、
どうなのよこの男、と思ってしまいまして、書いてしまいました。
女性の皆さん。
こんな男に騙されないように気をつけてください。
話は変わって、もうちょっとでクリスマスということで、検察官と弁護士の文字色をクリスマス色にしてみました。可愛いですね。
ということで、裁判はこれにて閉廷。
うぃ、うりゃあ!あーした。
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東京喰種:re 最終章ED曲でこれでもかってくらい泣いた。
東京喰種:reの最終章が10月9日から放送開始されて、東京喰種ファンからしたらめちゃくちゃ寂しくて、東京喰種ロスが止まりません。もちろん原作はアニメよりも早く終わっていて、すでに単行本を購入済みなのに読めてないんですよ。だって終わっちゃうから!!!!読んだら終わっちゃうから!!!
そんな東京喰種:re最終章、OPにTK from凛として時雨、EDにösterreich と最強の布陣になってて、オムライスにカツ乗っけてカレーぶっかけましたくらい最強。小学生男子なら泣いて喜ぶところを20歳半ばの大学生が今泣いて喜んでるくらいには今回の東京喰種:re最終章、興奮してます。
OP・ED共に一度東京喰種の音楽を担当してるんですけど、österreich(オストライヒ)は聞いたことがない人が多いんじゃないかなと思います。ということで今回はそんなösterreich (オストライヒ)について書いていきたいと思います。
österreichは、元the cabsのギタリスト髙橋國光のソロプロジェクト。そして、今回そのösterreichの楽曲にゲストボーカルとして参加してるのが、cinema staffのボーカル飯田瑞規。前回も記事にしてるんですが、the cabs、cinema staff共に残響レコードに所属してる盟友なんです。(記事リンクは下部に)
the cabsは、2006年に活動を開始し、2013年活動を停止したバンドで熱狂的な一部のファンに今でも復活を望まれているくらい伝説のバンド。もちろん僕もその一人。
そのthe cabsの中心人物である髙橋國光がやってるソロプロジェクトなんて最高に決まってるじゃないですか。the cabs好きからしたらほぼ復活みたいなもん。
自分の葬式でエンドレスで流しといてほしい。いや、ほんまに。今書いてて決めました。流してください。
the cabsのボーカルを勤めていたのは現KEYTALKのボーカルである首藤義勝で、今回のゲストボーカルである飯田瑞規と声もどこはかとなく似てる。
元the cabsのメンバーは、個々の活動で忙しいこともあって正直復活は難しいんじゃないかなと思うけど、そんな矢先の今回の「楽園の君」。もう完全に復活だろこれ…。
しかも、ゲストボーカルだけじゃなくて楽器陣もかなり豪華で、ドラムにPeople in the boxの山口大吾、コーラスにハイスイノナサの鎌野愛が参加してる。残響レコードの最高のメンツが集まったドリームメンバーなんです。ジャンプで言えば、ルフィと悟空とナルトと黒崎一護とで冨樫義博を応援してるみたいな、そんな感じ。
そんくらい興奮ポイント満載なわけです。
これまでの東京喰種の選曲って本当に僕好みで、TKとかösterreichとか、amazarasi、People in the boxとか…。で、しかも「楽園の君」に対する原作者石田スイのコメントには、「the cabsに主題歌を担当してもらうのが夢だった。」て書いてあって、もうマジで結婚してくださいって感じ。(記事はこちら)
ここからはネタバレになるので東京喰種を読んだことがない人は閲覧注意なんですけど、
東京喰種で金木研が佐々木琲世として復活したようにthe cabsがösterreichとして復活してる。なんとなく運命的なものを感じるし、だからこそこんなにいい作品になったんだなと思います。
東京喰種が始まったのが2011年で終わったのが2018年。
the cabsが始まったのが2006年で終わったのが2013年。
どちらも約7年間で終止符を打っていてそこも奇跡のような運命のようなそんな気がします。
そんな「楽園の君」。
the cabsの活動停止前最後のアルバム「再生の風景」のリリースツアーのタイトルが同じ「楽園の君」。
高橋国光自身もどこか復活の意味を込めた楽曲だったのかもしれないですね。
もうそれだけで楽園に降り立った気分です。ありがとうございます。
てなわけで、今回はösterreich、「楽園の君」、東京喰種:re最終章、そしてthe cabsについての記事でした。
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米津玄師起用したCM見ると吐き気してくる。
寒くなってきましたね。 大学生の一人暮らしってみんな布団は片付けないんですよ。知ってました?え?!知らない?!
夏の間もずっっっっと!ずっっっっと足元に!布団!
だから寒くなってきたらそれを段々上に上げていく。足から始まり、冬に向かうにつれてどんどん首の方まで上げていく。そうやって生きていくんですよみなさん。わかりましたか?
はい。よろしい。
さて話は変わりまして、
最近HondaとSoftbankが米津玄師の曲をCMに起用してるじゃないですか。あれ雑すぎません?おれの布団事情より雑。足元にぐっちゃぐちゃに置いてる布団より雑よ??
Hondaは今までかっこいい曲線で車をCMしてたから100歩譲っていいとして、Softbankに関してはゴリゴリPV流してるやん。で、堺雅人と竹内涼真めっちゃ米津玄師連呼するやん。
いやいやいやいや!!!!なんのCM????
米津玄師のCMなってない???
あのCM見てもなんも伝わってこんし、下手すりゃ「米津玄師の曲流しといたら注目集めるし、CM効果あるんじゃね?」みたいな単純思考に見えるよ???めっちゃ虎の威借りてるやんってなるんですけど。
米の威を借る犬。天下のSoftBankのお父さんすら米津を求め出したでおい。
ソフトバンク CM 白戸家ミステリートレイン「事件のはじまり+リョウマの事情聴取」篇(30秒)
でも動画SNS放題っていうCMに対して、ヒカキンだったり米津玄師を見てたっていう発言を入れるのは確かにわかる。
だから好きです。意外と。
よねづけんしです。すいません。げんしではないです。すいません。申し訳ねえ。読みにくくて申し訳ない。本名なんです!あ〜すいません!けんしです。本当にごめんなさい!あ〜!こいつは申し訳ありません!よねづけんしです。すいません!非常にすいません。げんしじゃない。https://t.co/3g4z86OHsf
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) 2018年9月20日
米津さんの反応はこんな感じ。 動画のサムネ見て。
米津玄師
いやいやいやいやいや!!!!!!!!
企業名より個人名の方がでかなってるよ?!!なに、大丈夫???それでほんとにいいの???
HondaのCMに「LOSER」起用が決まった時もさ、これは人それぞれ感想があると思うけど、全然あってなくない????米食べながらコーラ飲むくらい合ってないよ?
米津好きとしてはちょっと許せないんですよ。これ。
米津いかせてないやんこれ。米に合うもんのせて初めて相乗効果が発揮されるのに!!!
相殺してるよ?!大丈夫?!
これまで起用されてた曲は
Suchmos「808」
Nulbarich「NEW ERA」
確かにこの流れで次に米津玄師がくるのわかるよ。どれもすごいバズってるバンド・アーティストやと思うし。でもね「LOSER」のメッセージ性が強すぎて浮いてる印象があるんですよ。
ぜんっぜん合ってない。
だって「I’m a loser」から始まるんですよ?
「俺は負け犬」 よ?
米津さんの心情をダイレクトに伝えたような曲やん?CMのBGMにするには重すぎると思うよ?
歌詞全体見たらもちろんそれだけを伝える曲じゃなくて、むしろ「負け犬ではありながらも勇気出して突き進んで行こうぜ」みたいな歌詞やと思うんやけど、メロディも別に明るくはないし、むしろ暗めやし、男女が車ん中で笑顔で乗りながら街中とか山道を颯爽と走っていく車のCMに全くあってない。
ということで、ここで
「第一回!!!!HondaのCMに合わせるならこれだ!チキチキ!!!HondaのCMに合わせるべき米津玄師の曲ランキング〜!!」
HondaのCMは放送当時新し目だった曲が多い印象なので、できるだけ最新のアルバム「BOOTLEG」から選んで行こうと思います。
第1位「Nighthawks」
アップテンポな曲で曲調も明るめ。歌詞にも「僕はどこへ行こう」とか「今はとにかく星が見たい 君の隣で」とか、なんとなく車乗るイメージがつかめる印象。
この曲に合わせて、車に乗った男女が朝からドライブ。
夜になって山の上で満点の星空を見上げる。
車の屋根の上。
顔を見合わせて満面の笑み。
………最高やん。
なんとなくこの曲のPVぽくなる気がするけど、普通に車のCMとしても使えそうじゃないですか?????
第1位よりの第2位「飛燕」
これもサビの歌詞で車に乗るイメージできそうなんですよ。
「ずっと風が吹いていた あの頃から変わらぬまま 君のためならばどこへでも行こう 空を駆けて」
ほら。
空かけちゃってるけど、どっか遠くに行く描写あるし、アップテンポでよくないですか?かっこよく颯爽と駆けるHondaさんの新車にあってませんか?
この曲に合わせて山道走ってる描写の方が気持ち良さそうやん。
第2位よりの第3位「ナンバーナイン」
他の2曲に比べて歌詞はそこまで車に寄ってないけど、明るい曲調だし、めちゃめちゃいいと思うんですよ。
少なくとも「LOSER」の歌詞よりはあってると思う。
このランキングの中に「爱丽丝(アリス)」も入れたかったんやけど、酒飲んでつまづいてマンホールの穴に落っこちてそこからはパラノイアなんで、やめました。
曖昧な意識で彷徨ってふらついてブランデーこぼすから、やめました。
車に酒の描写は適切じゃないからね。
「LOSER」の歌詞には「長い前髪で前が見えねえ」っていう歌詞あるけどな!!!!!!!!!!!
車のってるのに前見えてないよーー!つって。
笑っちまうねーー!つってな!!!!
米津玄師 4th Album「BOOTLEG」クロスフェード
ということでですね。
CMをdisりながら、実は「BOOTLEG」をもっかい復習しながら米津玄師の曲を紹介するっていう記事やったわけですが、10/31に両A面シングル「FLAMINGO/TEENAGE RIOT」がリリースされるんですとよ。
「TEENAGE RIOT」はまたCMソングになってるわけですけど、こちらはピッタリしっくり来て欲しいなと思います。
ジャケット描きました。 pic.twitter.com/WrDfUtP06C
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) 2018年9月14日
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ハモりたい。
…ウーーーーーーーーーーーー。
(1,2,3,4…)
はっはっはははっは うーーーうーーーうーーーうーーー
はっはっはははっは ウーーーーーーーうーーーうーーー
ウーーーーーーーうーーーうーーー
うーーーーーーーうすーるーようなーー⤴︎
ウーーーーーうーーーうーーーうーーーーーーー⤴︎あー⤴︎げーたーよー
ウーーーーーーー わーれーなーいーーー!‼︎
ウーーーーーーーウーーーーーーー
うーうーうーうー
ウーーーーーーー ちーかーらーでー!‼︎
ウーーーーーーーにうかーべーたーらー!‼︎‼︎
はっはっはははっは うーーーうーーーうーーーうーーー
はっはっはははっは うーーーうーーーうーーーうーーー
ウーーーーーーー わーれーなーいーーー‼︎!
ウーーーーーーーウーーーーーーー
うーうーうーうー
ウーーーーーーー ちーかーらーでー‼︎!
ウーーーーーーーにうかーべーたーらー‼︎!‼︎!
ウーーーーーーー ちーかーらーでー‼︎!
ウーーーーーーーにうかーべーたーらー‼︎!‼︎!
【個性が際立つ邦楽バンドまとめ】「BANANA FISH」edのKing gnu、実力派Age Factoryなどを紹介します。
バンドとかアーティストってそもそもいい感じに個性的なものばっかりだと思うんですけど、そん中でも特に「こいつぁいい感じに個性的だ!たまんねえ!」ってやつをいい感じに紹介して行きたいと思います。
最近はYoutubeだったりストリーミングサービスで簡単にディグれるし、個性的な人たちが本当に簡単に発信できる本当にいい時代ですよ。本当に。
King Gnu
このバンドは前に記事にして紹介した、芸術大学上がりの「センスの塊バンド」。
元々Srv. Vinci(サーバビンチ)っていう名前でやってて、その頃からもうほぼ完成されてたんですけど、King Gnuに改名してからはさらに進化しています。ていうのもSrv.Vinciはギタリスト常田大希のソロプロジェクトの色が強かったんですね。それがバンド体制としての活動が増えてきて改名に至ったわけです。
世間が求めてる音楽に迎合してるわけではなく、確実に「自分がいい!」と思ったものを信じて製作してる感じがしてて、「常田大希」もしくは「King Gnu」というありのままのアーティストが、音になって世間に受け入れられてるような気がします。
Srv.VinciもKing Gnuも、中心には常田大希がいて根底にある音楽性はブレてないと思うので、イメージ的には「ゴン」から「ゴンさん」に変わった感じ。
ゴンであることには変わりないし元々めちゃくちゃ強かったけど、ゴンさんになって圧倒的な強さを手に入れました、みたいな。
最近ではテレビアニメ「BANANA FISH」のEDに「Prayer X」という楽曲が使用されて、さらに注目度がましているKing Gnu。唯一無二のセンスを全身に感じることができるバンドです。
Age Factory
このバンドのライブに行ったことがあるんですけど、マーーージで終始カッコよかった。男が惚れるタイプのバンドです。女の人は知らん。
Age Factoryはスリーピースバンド。精力的なライブ活動で着々とファンを増やしていった実力派バンドです。Age Factoryが活動の拠点としていた「ライブ」はとてつもなくカッコよくて、奏でる音楽だけじゃなくライブで作り上げる雰囲気も唯一無二って感じがします。
Age Factoryを知ったきっかけが、「プールサイドガール」っていう楽曲なんですけど、3拍子4拍子の変わったリズムを使いながらも聴きやすい音楽に仕立て上げてて、複雑な心境を表現してるんですよね。歌詞とメロディ、リズムの使い方、そして曲全体の雰囲気全てで表現してるので、自然と共感できたりスッと受け入れることができる。すごい。
そんなAge Factory。ライブでは、力強い、いや力強すぎて「マシンガンでも打っとんちゃうか…」ってくらいのドラムに、重厚でかつ繊細なベース、そのリズム隊に支えられてあらゆる心情を自由に表現するギターボーカルが、完全に観客を引き摺り込んでます。
Age Factoryのライブに初めていった時は、スリーピースとは思えない音量と音圧に飲み込まれてましたね。もう、熱すぎて冷たく感じるような鉄の中でふわふわ浮かんでるみたいな。そんな感じ。
曲の合間では、ボーカルの目が完全にイってて、マイクから外れた位置で「ぶっ◯す…ぶっ◯す…」って言ってて、本当に「あ…死ぬ…」って思いました。
「え、なにこの人持ってるのクソでかいナイフ?え、ドラムがマシンガン撃っててボーカルがナイフ持ってて、ベースがロン毛?死ぬやん」って。
でもそんな危ないバンドじゃないので安心してください。(説得力ないけど。)いや、本当に。いいバンドなんだって。
白目むいちゃってるよ、おい…。
死ぬ気でライブしてる感じが伝わってきて、CDからもなんとなくそれが伝わってくるんですよね。最近のバンドにはあんまりなさそうな、にじみ出すぎた本気感と狂気と死ぬ気の音楽。
音の波に飲み込まれたくなったら、Age Factory聞くのが一番いい。
Age Factory "真空から" (Official Music Video)
cero
うって変わってcero。こちらも前回紹介しました。
こちらですね。
優しい顔だ…。
菩薩みたいな顔だ…。
ceroは一回スマスマにも出て、注目されました。前回の記事で、不安定なボーカルが逆に引き込まれるみたいなこと書いたと思うんですけど、こちらもかなり個性的なんですよね。「わかる人だけわかればいい」みたいな感じ。もしくは、「僕たちの好きなようにやってるよ、聞く?」みたいな感じ。
ceroのライブも見たことがあるんですけど、MCがゆるーーーい雰囲気なんです。でも曲に入ったらしっかり締まる。しっかり締まるけど、ceroのもつゆるさで、ゆったり聴ける。
みたいな、なかなか独特なライブを展開してて、何と無く異国にきたような気分になります。使ってる楽器も独特で、「バンド!ギター!ベース!ドラム!」って感じとはかけ離れた音楽。
cero / Summer Soul【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
いつも邦ロックでベタベタなバンドサウンド聴いてる人は、新しい風を感じることができるんじゃないでしょうか。
ちなみに僕が好きな曲は「大停電の夜に」
odol
続きまして、odol(おどる)を紹介。
このバンドは、ノイズ系のバンドって言えるんじゃないですかね。激しい演奏に乗っかるのは、繊細で叙情的な歌詞と優しい歌声。
んで!!しかも!!odolはとにかくメロディがいい!!!!
一文字ずつに一音が当てはめられてて、ゆっくりしっかり歌詞を伝えてくる。すごく丁寧に小説を朗読されてる気になって、自然と耳を傾けちゃう。
だから、読書してる時とかに聞くのはご法度ですよ。右手でノルウェイの森読みながら、左手で東野圭吾の変身読んでるみたいな。わっけわかんねえ。
odol - 生活 (Official Music Video)
このバンドは本当にもっと売れてもいいと思います。曲は作り込まれてて、6人が作り出す音の重なりとか、歌詞とか、声とか、何回でも聴いてられる曲ばっかりです。
「音楽がついた小説を聴く」体験をしたい人はodolっていう本を手にとってみてはいかがでしょうか。何回でも聴ける曲が多いし、ハズレ曲なんて一曲もないし、odolで一日つぶせますよ。まじで。
「マジ暇なんだけどーー。あしたテスト?だりーー。Youtubeみよ。」とか言ってるそこの君。
「odol」で検索検索ぅ!テストの結果はどうなっても知らんけど。
odol - years (Official Music Video)
yahyel
このバンドは「個性」が名前から出ちゃってるんですよ。
「yahyel」っていう単語は宇宙人を意味してるんです。
海外で日本人が外国の真似をすれば「猿真似」って言われるし、逆に日本にいながら外国の真似すれば非難されやすい。そんな状況への皮肉も込めて
自分たちのことを「宇宙人」と表現してるわけです。もちろんyahyelが作る音楽は、宇宙人が作ったように個性的で、独特のシンセの音に英詞。
yahyelに関する記事を見てみると、やっぱり「洋楽の猿真似」とか、「洋楽にyahyelに似たサウンドは腐る程ある」とかっていう文章が目に止まるんですけど、そうは思わないんですよね。
確かにポストダブロックとかオルタナティブとかっていうジャンルに組み込まれてて、そういうバンドは洋楽に多いんですけど、日本人が作るからこその良さがある。
曲自体が純粋に素晴らしいし、ゆったりとしたバックビートの中に突然現れる狂気じみた盛り上がりなんて最高なんですよね。
しかも、バンドの中にVJ(ビジュアルジョッキー)という役割を持った人がいると考えると、yahyelを音楽性だけで評価するのは安易な気がする。
音楽とビジュアル、ライブの雰囲気、MVなどなど、全て合わせてyahyelっていうバンドを評価すべきじゃないかなって思います。
そんなイカした若い宇宙人たちが作り出す、「若さからくる抵抗」みたいなものを今のうちに感じておくべきです。絶対に。
てな感じで、5バンド紹介しました。
前に紹介したことあるバンドから、初めてのバンドまで。個性溢れる若い鬼才たちを今のうちにチェックしてみてください。
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【SIRUP】ジャルジャルの後藤がめちゃめちゃイケてる音楽やってるぞ。集まれ。
めちゃイケが終わって数ヶ月経って、お笑いに特化したテレビ番組が少なくなったような気がしますね。テレビつければクイズ番組やらADが海外いく番組やら、どんだけあんねん!
ほんっまおもんない一辺倒な。
実際、めちゃイケの後番組も、ようわからんスタッフが海外行って住んでみる!てやつで、「もう…いい加減にしてくれよ…。」ていう感想のみ。以上。
まあそんなことはいいとして。
めちゃイケ終わってからジャルジャルはYoutubeにネタ動画あげたり、公式LINEにグロい変顔あげたりと、ジャルジャル好きとしては結構楽しく見させてもらってるわけなんですけど、でもね?そんなジャルジャルの後藤。音楽関係にも手出してるって知ってました???
SIRUPっていう名前でこんな感じで。↓
めっちゃおしゃれなってるーーー!!
めっちゃおしゃれなってるよ?
CDのジャケットを背に語ってめっちゃオシャレに……、、え???なになに??
後藤じゃなくて違う人…??
いやいやいやいや!!笑 そんなわけないよーー笑
え、だって、ほらほらほ…………。
いやいやいや え……
「えーーー、本日は謝罪会見にお集まりいただき誠にありがとうございます。それでは本人から、謝罪の言葉を。」
「このたびは、えーSIRUPとジャルジャルの後藤を間違えてしまいまして、誠に申し訳ございませんでした。今後はしっかりですね、双方のホクロの位置に注意いたしまして、間違いのないよう尽力していきたいと思います。今回の件によって心身ともに疲弊いたしましたので、この会見が終わった後は日大病いn
いや、もうこれ同一人物じゃないですか…。
上が後藤で下がSIRUPじゃないですか…。
キルアか?速すぎて残像見えとるんか?あ?
ていう、そんな雑な紹介から始まり、謝罪会見までしてしまいましたが、今日はSIRUPの紹介です。
本題までが長くて申し訳ない。
J-R&Bの代表格と言ってもいいSIRUP。めちゃくちゃ歌うまくていい曲作るんですわ。SIRUPっていう名前は「Sing」と「Rup」を合わせた造語で、読み方は「シラップ」。
SIRUPの楽曲はその名の通り、歌うようなラップが特徴ですが、メロディラインも耳に残る心地いいものばっかりなんです。
SIRUP - LOOP (Official Music Video)
元々SIRUPはKYOtaroっていう名前で活動していましたが、2014年に改名。それまではR&Bだったりブラックミュージックを中心に活動してきたけど、改名後その音楽性も幅広いものに変わりました。
SIRUPの音楽聴いてると、英語と日本語がコロコロ変わって、ラップとメロディもコロコロ行き来して、聴いてても面白いし歌いたくなってくるんですよ。だってこれ歌えたらめっちゃオシャレやもん!!カラオケで歌いたいもん!!トトロ…いるもん!!
そんなメイもサツキも聴いてるSIRUP。
前回書いた記事でべた褒めした小袋成彬とも繋がりがあるんです。小袋成彬といえば宇多田ヒカルのアルバムに参加したり、宇多田ヒカルプロデュースでデビューしたアーティストですが、元々はレーベルを立ち上げた代表取締役。Tokyo Recordingっていうレーベルを立ち上げていて、SIRUPと楽曲を作ってるんです。
それが「Synapse」これがまたいい!
程よいダンス感で、いろんな場面にあう曲です。ビートから少し後ろに外して、バックビートノリにしてるから、ダンサブルながらもちょっと落ち着く大人な雰囲気。
SIRUP - Synapse (Official Music Video)
お酒飲みながらも合うし、ドライブしながらも聞きたい。遠方に旅行する飛行機の中でも絶対合いそう。いろんな場面で効果が発揮されるSIRUPぜひ聴いてみてください。
ジャルジャルも面白いのでぜひ。
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Mステ出演のsumikaの住処がめちゃくちゃ多い件
劇場版アニメ『君の膵臓をたべたい』の主題歌に抜擢され、Mステ出演も果たしたsumika。『君の膵臓をたべたい』については、小説に始まり実写映画、テレビドラマ、アニメ映画と「流石にこすり倒しすぎやろ…」って思うわけですけど、今回sumikaが主題歌を歌うってことで、僕的には「次世代のミスチル」みたいな立ち位置になるんじゃないかなって思っているんです。
sumikaは「ふっかつのじゅもん」が会心の一撃になってバッと知名度をあげて、そこからはポップソングがポンポンポンと出てきてどんどん人気が出ているような印象。でもsumikaは元々banbiていう名前で11年も活動してきた超ベテランバンド。そりゃあボーカルもあんな太くてしっかりしたいい声が出るわけだ。そこからメンバー脱退を経てsumikaを結成。で、どんどん人気が出ていって、今ではライブが即sold outてことで、様々な層のファンを獲得していってます。
さっきも書いたようにsumikaはゴリゴリのJ–POPみたいな印象が強いけど、それだけじゃなくてちゃんとロックもしてんだよということを言いたい。
上に貼ったこのPVなんてボーカルの人メガネかけてアコギ持って高橋優なの?ん?世界の共通言語は英語じゃないの?ってなりそうですし、何と無く星野源が「夢の外へ連れってって〜♪」って歌いそうなくらいポップポップしてますけど、隙あらばミスド食べてコーヒー嗜みそうですけど、「ロックもしてんだよ」と。
さっきも紹介した「ふっかつのじゅもん」。結構一筋縄ではいかない感じがあって、メロディがチラチラ変わってたり、同じメロディラインでも演奏をちょっと変えてたり、しっかりキメがあったり、面白い構成してたり、中臣鎌足。
「フィクション」と「ふっかつのじゅもん」の二曲を同じバンドが生み出してて、その二曲とも受け入れられてるのって意外とすごいんじゃないかなって思います。
sumika / ふっかつのじゅもん【Music Video】
結構ポップな路線のメジャーな歌ばっかりが先行して、なかなか聞かれることもないかもしれないけど、それだとまじでもったいないので、どメジャーな曲ばっかりじゃなくバンドサウンドの楽曲もぜひ聴いてみてほしいと思います。
ポップ路線の曲とバンドサウンドの両方を作れるベテランバンドって意味で、何と無くミスチルと通じる部分があるなって思ってて、ミスチルもポップな歌が多くあるけど、バンドサウンドもしっかり作れるバンドじゃないですか。
コードブルーで「もう一回もう一回〜♪」って歌ったと思えば、どろろで「全てはフェイク!」って歌ってるし。
「sumikaは次のミスチルだ!」みたいなことは言いたくないけど、そのくらい実力のあるモンスターバンドになりそうな気がします。
他にも言いたいことはたくさんあって、タイトルにも書いたように、sumikaは音楽のフィールドに限らずいろんな場所に住処を持ってる。ポップとロックの両方を歌えるところもそうだし、『niwa cinema』っていうプロアマ問わずsumikaの音楽に映像をつける企画をしてたり、バンド活動に関わるスタッフワークを行う会社「GREEN ATTiC」を設立してたり、とにかくいろんな活動しててもうなんなの?株式会社sumikaなの?エントリーシート送ってもよろしいですか?。
そういう面も面白くて興味深いバンドsumika。
ぜひいろんな住処を知ってsumikaの音楽に定住しちゃってください。
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