【2018年上半期男性アーティストのアルバムランキング】
2018年も半分過ぎましたが、いかがお過ごしでしょうか皆様。
2018年のアルバムランキングを見てみると、
こんな感じで相変わらずアイドルが上位を占めていて、「もうわかった!アイドルが売れてるのはわかった!そこを除いたランキング見せて!」ってなったので、自分なりに作ってみました。
今回は男性アーティストに絞ってみようと思います。
[第5位]
cero「POLY LIFE MULTI SOUL」
西東京を中心に活動しているバンドで、Contemporary Exotica Rock Orchestraの頭文字をとってceroという名前で活動しています。
ceroの曲聞いてみると、ボーカルの不安定さに不思議と引き込まれて、小沢健二みたいな「いままで聞いたこと無い」ような曲に魅せられます。
音程が不安定でもなんか引き込まれちゃうボーカルっていますよね。
このアルバムの中の「魚の骨 鳥の羽根」って曲なんてまさにそうで、変拍子から始まるし、メロディラインとか使ってる音とか全く万人ウケを狙ってなくて、そこが逆にかっこいい。
普段jpopを聞いてる人には聞きづらいかもしれないけど、BGMとしてかけたり休日の朝コーヒーなんか飲みながら聞きたい一枚です。
cero / 魚の骨 鳥の羽根【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
[第4位]
SANABAGUN.「OCTAVE」
「8人組日本発ジャズヒップホップグループ」SANABAGUN.
キャッチコピーめちゃくちゃ長いけど、要するにジャズに乗せて日本語ラップを乗せてるかっこいい人たち。
2年ぶりのアルバムで、アルバムの一曲目の「I'm back」は待ちわびていただけにめちゃくちゃかっこいい。曲の最後に、「待たせたな!」なんて言われちゃって、「待ってました!」って感じでした。
ダークでやんちゃなsuchmosて感じで、かっこいいからとりあえず聞いてみてください。
(ちなみに、suchmosのメンバーが数人所属してます。)
動画はサナバらしさが出てるって理由で、敢えてアルバムに収録されてないものを貼っときます。
路上でライブして警察来ちゃっても継続するなんて、やんちゃが過ぎます。でもそれがいいんだよなぁ。
[第3位]
yahyel「Human」
yahyelっていうバンド名は「宇宙人」を意味する造語らしく、サウンドもかなり独特。
ジャンル的には、ギターポップとかシンセポップとかポストダブロックとか言われてて、なかなか耳馴染みが無い音楽。
james brakeっていうアーティストの影響を受けていて、そちらも魅力的なので是非。
メンバーの中にVJっていう映像作家がいて、ライブとかPVを監督してます。メンバー構成もなかなか独特で、面白い。
視覚的にも楽しめるバンドなので是非YouTubeでみて、その世界観にどっぷり浸かって欲しいです。
PV観て、そこに隠れた意味を考えるのがすっごい楽しいよ。
[第2位]
小袋成彬「分離派の夏」
宇多田ヒカルの恋人と噂されたことで有名ですが、彼自身Tokyo Recordingというレーベルを立ち上げていて、動画制作とか音楽制作とか色んな形でアーティストや企業に協力しています。
アルバムの中の「selfish」っていう曲は、「Aメロ→Bメロ→サビ!」みたいなよくある曲構成はとってなくて、
普通に聴いてたら気づきにくいけどなかなか独特な雰囲気です。
しかもリズム隊がいない!
なにかの記事で、「デモテープみたいな音数だけど、それがしっかりと曲として成立してるのがすごい!」みたいなことを言わせてたように、静かながら洗練された曲です。
それによって浮かび上がってくる彼の歌唱や歌詞が、哀愁たっぷりでいい!!
彼の音楽の魅力は、隙間の多いゆったりとしたリズムや、メロディにきっちり当てはまらない自由な歌詞にあると思います。
バックビートの歌唱がクセになるので、深夜、部屋で独りタバコでも吸いながらゆったり、自分の過去を思い出しながら聴きたい一枚です。
[第1位]
米津玄師「BOOTLEG」
オリコンのアルバムランキングでも16位になった一枚。彼については、米って検索しただけでも何千何万とヒットするとおもうので、彼の詳しい経緯などはそちらへ。
このアルバムでは、菅田将暉や池田エライザらとのコラボ曲があったり、「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」とか「僕のヒーローアカデミア」などの主題歌があったり、「天空の城ラピュタ」とか森山良子の「今日の日はさようなら」をオマージュした曲があったりと、もうとにかく盛りだくさんでどれもいい曲ばっかり。
日本の音楽シーンを語るなら絶対に外せない人で、「よねづけんし」っていう読み方と「ハチっていう名義で活動していたこと」を覚えておいたら恥を掻くことがない、とおもいます。
どんな場面においてもしっくりくる曲が揃ってるので、1日中垂れ流して米津玄師中毒にまんまとハマって欲しい。
米津玄師 2018 LIVE / Fogbound 1月10日 日本武道館公演
有名なところから、メディア露出があまりないバンドまで紹介してみました。
耳馴染みのない音楽が多い気もするけど、めちゃくちゃかっこいいからYouTubeと合わせて是非聞いてみてください。
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